中華と自作オーディオ記

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今が買い時? fiio x7 レビュー

どうも。超絶久しぶりの更新です

先日のfiio x7 mk2の登場によりx7の相場がかなり落ちているという事で、今が買い時?の初代x7について書いていきたいと思います。

まず参考までに現在 2017年12月20日の時点での価格です
ヤフオク
新品 平均34000円程(標準モジュールのAM1が付属)
中古 平均28000円程(標準モジュールのAM1が付属)
フリマ
中古 約28000円~
といった所で発売当初の約10万という価格から考えると相当お安くなっており、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし、今ネットにあるX7のレビューは発売当初の物や発売からほんの少し経過した時点でのものが多く、様々なモジュールが発売されUIが一新された現在のX7についてのレビューは少ないと思います。
そこで今回は最新のUIなどにも触れて書いていこうと思います。

まずはハード面から
外観

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外観は人それぞれ感じ方が違うので省略します(私は好きです)
手に持ってみると全面が金属ということでずっしりしており高級感が感じられます。
冬は非常に冷えてケース無しじゃ冷たくて厳しさがありますね。
モジュール付近の剛性感もしっかりしていてガタツキなどは皆無です。
私が使用しているのはAM3というバランス対応のモジュールですが3.5mm 2.5mmどちらのジャックもしっかりしていてDp-x1やak70のような貧弱さは全くないです。
全体的にガッチリしていてコンクリに落としても凹まなそうな雰囲気を醸し出しています(凹みます)

また、Bluetoothを搭載しているのも大きいですね。
ここら辺はさすが定価10万ほどのフラッグシップモデルといったところ。

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ただ一つ、左右サイドにある物理ボタン(ボリュームや電源ボタン、再生停止ボタン、曲送りボタン)の高さや形が左右で全く同じな為、ポケットの中やバックの中で手探りでdapを操作する際にかなり不便です。詳しく言うと再生停止と電源ボタンを間違える、ボリュームと曲送りボタンを間違えるといったことが起こります。この点は私としては非常に残念です。


では次にソフト
操作性
初期の頃のUIはモタツキがあったり直感的に操作できないところがあったりと少し使いずらさがありましたが、fiio x5 3rdの開発にあたりfiioのAndroid系のプレーヤーのUIが一新されたことで、モタツキも無くなりかなり使いやすくなりました。動作が不安定になる事は極稀にありますがまぁ許容範囲でしょう。
アプリをダウンロードしたりブラウジングをしたりと言った使い方はしていないのでAndroid端末としての性能はわかりません。

UIを少し詳しく解説していきます
起動にはかかる時間は約30秒
電源ボタンを長押しし始めてから約7秒後にwelcomeと表示され、その後ホーム画面が表示されるまで23秒かかります。
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このようにAndroidモードとpureMusicモードを選択することができ、Dp-x1のように曲選択時に毎回アプリを起動しなくていいようになっています。

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ロック画面です。ここには現在聴いている曲のアートワークが表示され、ロック画面でもプレーヤーの操作を行えます。ちなみにロック画面にアートワークを表示しないようにすることも可能です。
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fiio music(背景テーマdeep black)のホーム画面、再生画面です。ちなみに背景テーマはこれを含めて3つありそれぞれデザインが違います。新UIにより操作しやすくなりました。色分けがされていて見やすい点も良いと思います。VUメーター表示もあり面白いです。ちなみに歌詞も表示できます。

1つ難点があるとすれば曲スクロール時にアルバムアートの表示がモタつく点ですかね。


音質
最後に現在使用しているAM3(別売り)を装着したX7の音質について

標準モジュールの音質に関しては他に山ほどありますのでそちらを参考にしてください。
ちなみにAM3は一万円くらいで買えたかとおもいます。ヤフオクにも時々流れてますね。
AM3の音を簡単に言うと、かなりハイパワーで高解像度でメリハリがある音といった感じですね。ボーカルの艶やかさや楽器特有の響きなんかは少なめで少し冷たく感じますね。モニター調という言葉が合うかもしれませんね。QP1rのような美しい音とはちょっと違います。(QP1r自体そこまで聴き込んでないので定かではありませんが)
バランス接続ではイヤホンとの相性がハッキリ分かれます。高音が綺麗に出るようになり低音のパワー感も増して一聴して、これはいいな!となるイヤホンもあれば高音がかなり刺さるようになってしまうイヤホンもありましたが、イヤホンの能力を限界まで引き出せているのはバランスの方だと感じます。
アンバランスではそういったことはあまりなくほぼどんなイヤホンとも相性が良いですね。どんな曲やイヤホンでも安心して聴いていられる安定感?があります。 

 

 

結構長くなってしまいましたが結論を言うと
今が買いでは?

 

以上です。ありがとうございました。